MEMBERマキタで働く人
「受動」から「能動」へ、自分自身の成長を目指したい
私の仕事はいわば、エンジンの組み立てを行うための準備です。現在、マキタでは、環境規制対応の新機種製造を進めており、その組み立てに対応できるよう、調査や必要な治具*の設計などを行っています。最も気を付けているのは安全面です。重量物の転倒防止をはじめ、古い設備のシステム改善、既存治具や足場の改造など、現場の人がケガをしないような環境づくりに心を配っています。また、新入社員教育や工場見学の対応にも当たっています。 *エンジンの組み立てに使う専用の道具
入社したばかりの頃、現場から「部品を載せる台」を作ってほしいと依頼を受けました。部品と言っても、船のエンジン部品なので1つ20トンほどもあります。台に付けたキャスターが壊れないよう、重量がかかると収納できるような仕組みにしました。現場で「うまげな*ね」と好評をいただき、その後、もう1台追加で製造しました。構想から形になるまで3カ月ほどかかりましたが、今も工場で活躍している姿を見るたび、感慨深いです。 *讃岐弁で「立派な、すごい」の意味
クレーンや玉掛けなどの資格は持っていますが、今後は自己啓発の意味も込めて危険物やボイラー、エネルギー管理士などの資格取得にもチャレンジしていきたいと思います。今までは、現場から要望や依頼があった案件をこなしてきましたが、今後は自分で見つけた改善点を最後まで完成させるようにしたいと思います。「受動」から「能動」へ、自分自身の成長を目指したいです。
小さい頃から、おもちゃを直したり、いらない機械を分解したりするなど、機械が好きで、とにかく機械に触れられる仕事がしたいと思っていました。マキタの工場見学で船の巨大エンジンを目の当たりにして感動し、さらにインターンシップでは爆音で脈動するエンジンに触れてとても興奮しました。香川という小さな県で造っている巨大なエンジンが世界に出て活躍していることに誇りを感じています。
「和衷」の精神がマキタの魅力であり、モノづくりの現場で発揮されていると感じます。社員同士の距離が近く、仕事は進めながらも軽口をたたいてみたり、休憩時間におしゃべりしたりする和気あいあいとした雰囲気に惹かれました。何でも相談できるので仕事が進めやすく、エンジンについていつでも教えてもらえる環境です。
巨大建造物にロマンを感じ、ダムカードを収集していましたが、今は巨大で格好いいものに仕事で触れているので、興味が薄れてしまいました。職場の人に釣りやサバイバルゲームなどに連れて行ってもらい、趣味が増えました。現在はまっているのが「シューティングゲーム」。休日は時間を忘れてしまうほどです。会社の先輩方とオンラインでプレーすることも多く、部署の垣根を越えて交友関係が広がります。ゲームを通じて意外な一面が見えることもあり、面白いです。