品質保証部

上村 知輝

Tomoki Uemura

2013年入社 海事系学科卒

こんな仕事をしています

船のエンジンは搭載される船にあわせて一台一台チューニングを行います。中でも私の担当は排ガス。環境意識の高まりの中で国際的な排ガス規制は厳しさを増しています。その基準をクリアできるよう爆発圧や空気圧、掃気圧などさまざまなパラメーターを見ながら、最適設定を行うわけです。基準がクリアできなければ船は航行できません。責任は重大。それだけにOKサインをもらった時は、大きな達成感があります。

私の一芸はコレ!


私の場合は、高校から続けているアーチェリー。大学時代は主将として50名以上の部員をまとめていました。勉強そっちのけでほぼ毎日、矢を射つ練習。一日300本くらいは射ってましたね。ウチの部は関西一部リーグのボーダーぎりぎりでしたから、リーグ内での実力差がある。オリンピック選手のコーチがいる大学や世界大会に出ているような選手たちが相手でしたからね。でも団体戦なら、戦略次第で勝負になる。それがハマった理由でしょうね。
社会人になった今でも、当時他の大学で主将をしていた友人とチームを組んで、現役の大学生と団体戦をしています。最近はなかなか練習できていませんが、機会を見つけて再開したいと思っています。

マキタを選んだ理由


アーチェリー三昧の毎日から「いざ就活」となって、どうしていいのか悩みましたね。自分の専攻分野に絞ってもたくさんの会社があって、どこにエントリーすればいいのかすらわからない。
そんな中、マキタの募集要項に「何か一つのことに頑張ってきた人を評価します」という“一芸採用”の一文を見つけて「これだ!」と思ったんです。面接でも勉強の話はそこそこで部活動のことばかりしゃべっていました。それで内定(笑)。で、マキタからの内定をもらうとすぐに他社はすべて断りました。
専攻を活かせる船舶用エンジン関係だったし、何より自分が学生時代に一番力を注いだ部活動のことを評価してくれたことが嬉しかったですからね。

思わずガッツポーズした仕事

私は社内で“性能屋”と呼ばれる、エンジンを最適にチューニングする仕事をしています。専門は排ガス。NOxやSOx等の有害排ガスを基準値以内に収まるよう設定するんです。今、船舶用エンジンでは、厳しさを増す国際的な排ガス規制に対応するため電子制御化が進んでおり、国内初や世界初というエンジンの製造が続いています。誰も手掛けたことのない“初”のエンジンですから従来の経験値は役に立ちません。予期せぬトラブルも発生し、時には夜遅くまでエンジンを稼働させ、計測と設定を繰り返すこともありました。
そんな苦労を乗り越えての陸上公試運転で、船級協会立会いのもと排ガス計測を行い、無事基準をクリアした時にはやっぱりホッとします。そして検査官から計測結果速報の書類にサインをもらった時は、思わずガッツポーズ…ですかね(笑)


マキタイズムとは?


試験課では、トラブルや急な出張などスクランブルがけっこうあります。そんな時でも、先輩たちはあわてない。臨機応変にやって、後から「あのときは大変だった」などと笑い飛ばすような人ばかり。それが一番のマキタイズムですかね。それはたぶん若いうちから次々と責任ある仕事を任されるから。場数を踏んできたからこそ、多少のことじゃ動じない。私もこのキャリアにしてヤバイ場面は結構経験していますから(苦笑)
そうやって緊張感ある仕事をしながら、手隙の時はさっさと仕事を片付けて釣りだとかツーリングだとかに出かけちゃう。屈託ない、サバけた人が多いんです。