1. ブログ
  2. エンジンの生涯【エンジンを学ぶ。】

BLOGブログ

エンジンの生涯【エンジンを学ぶ。】

「エンジンについて知っていただきたいこと!」をテーマにお送りする「エンジンを学ぶ」Vol.2です。
第2回は、マキタエンジンの生涯についてです。
我々マキタ社員が製造しているエンジンは色々な部署を渡り、作られています。
下図が「受注~アフターサービス」までの流れです。
さあ流れについて説明していきます!



■まずは引き合い・受注

関わる部署は「営業や設計の引合担当」になります。
お客様である船主さま・造船所さまを訪問しマキタをアピールします。
どのようなニーズがあるのか、どういった仕様にしたいのかを聴取し、要望に答えてマキタエンジンの受注を勝ち取ってきます。
実際に他メーカと競争になる場面もあり、その競争は熾烈です。

■受注後の動き

受注後は工番が発令されます。
工番が発令されると動き出すのは「設計の工事担当」です。
造船所が必要なエンジンの仕様を詳細に打合せします。
仕様確定後は必要な図面の提出・部品の購入指示・図面指示などを行います。

■製造の流れ

工事担当の指示に沿って「購買・生産管理・設計・機械加工・エンジン組立・品質管理・試験運転」の各部署が動き始めます。
部品の購入と納期管理、社内工程の調整、素材や加工品の機械加工、各ユニットでの組立作業が行われ、機械加工中や組立工程中の寸法検査、耐圧検査や不具合対応も同時に行われます。
エンジンが組みあがると、エンジン起動・試運転が開始されます。
試運転の最後には船主さま・造船所さまが立会しての陸上公試が実施され、公試日の午後には開放検査もあります。
開放検査ではピストンやシリンダ部品などが取り外され点検されます。


クランク軸の加工の様子

連接棒の加工の様子

エンジン組立の様子

試験運転の様子


■出荷へ

陸上公試を終えると、エンジン出荷になります。
出荷後は船へのエンジン据付・起動準備・海上運転となります。
「エンジン組立と試験運転」の部署がバディーを組んで訪船します。
工場と同じ様に船の中でも問題無く起動・運転が出来ることを確認し、海上運転に立会します。


250tカンチレバーのレールに沿って出荷されるエンジン


■ついに引き渡し

海上運転を終えるといよいよマキタエンジンを搭載した船が大海原へ就航します。
本船就航を引き渡しと呼びます。

■就航後のアフターサービス

引き渡し後は「アフターサービス営業・部品管理・技術サポート」がメインでアフターサービス業務を行います。
大海原でのエンジントラブルに対して迅速に受け答えし、トラブル解決に努めています。
定期メンテナンスのアナウンス、交換部品の発送やトラブルに対する的確な修繕やアドバイスを柔軟に対応しています。


アフターサービスでの訪船

マキタエンジンは各部署の協力によって完成され、大海原でも安心して使えるエンジンとして日々過酷な環境下で世界中を航行しています。
これからも舶用エンジンメーカとして海上輸送の発展・安全に貢献出来るエンジンを生み出せるよう、マキタ全体で頑張っていきます!


関連ページ
▼仕事紹介はこちらから
https://www.makita-corp.com/recruit/work/job/
▼マキタで働く人はこちらから
https://www.makita-corp.com/recruit/senior/